2017年12月8日金曜日

「子育て」で感じる「待つ」ことの大切さ

最近、「待つ」という言葉は、消極的で、あまり良いイメージを持たれていないような気がしますが、「子育て」において「待つ」ということは、とても大切なことだと感じます。

私も親であり、保育園の副園長でもありますが、素敵な「親」「保育士」とは、「子どものすることを待てる方」だと思っています。
子どもができることを信じて、また、できるようになってほしいと願いをかけながら辛抱強く「待つ」。
簡単で、当たり前のようですが、これが本当に
難しいです (^_^;)

しかし、子育ての素晴らしいのは、子どものほうも、しっかりとその願いを感じてくれているということです。
「お母さん」「お父さん」と、親・家族を呼ぶことが、その証だと思います。
確かに、最初は「お母さんだよ。」「お父さんだよ。」と言葉を教えはしますが、子ども自身が愛情を注がれていることを感じ取ってくれるからこそ、「お母さん、お父さん」と呼んでくれるのだと思います(^-^)

親(大人)は「子育てをする」「子育ては大変だ」と口にしますが、子どもが授かったからこそ親にならせていただけたわけで、よくよく考えてみれば、子どもに「親育て」をしてもらっているのでは、と感じたりもします。